葬儀の準備
精進料理にこだわらなくてもよい
故人と親しかった人やお世話になった人たちと飲食をともにしながら、故人を偲ぶのが通夜ぶるまいである。ふるまい方は、地方や家庭によってさまざま。かつては生臭いものを避けて精進料理がならわしになっていたが、最近では、それにこだわらないメニューを用意する例が増えている。また、仕出し屋、テイクアウトなどを利用するケースも多くなってきた。そのほかに、葬儀社に手配をたのむこともできる。
また、都会地では、通夜ぶるまいを省略し、弔問客に折詰と酒を配るケースもある。
手軽につまめるものを盛り合わせにする
ひとりひとりにお膳を出すのではなく、寿司やサンドイッチ、オードブル、煮物など、弔問客が手軽につまめるようなものを盛り合わせにして、いつでも、誰でもが加われるようにしておくと良いだろう。
酒屋への、ジュースや酒など飲み物の手配も忘れないようにしておく。
通夜ぶるまいのスペースを自宅で確保できない場合は、近くの料亭や座敷などを利用することもできる。そのときは早めに予約を入れて、打ち合わせを十分にすることが必要だ。
一般弔問客の席を別に設ける方法もある
都会地では、一般弔問客が通夜にも参列する例が増えているが、座敷に通るのは遠慮されるだろう。近親者や親しい人たちとは別に、一般の弔問客が帰りがけにちょっと立ち寄れるよう、供養の酒と簡単なつまみを庭先などに用意しておくのも、気がきいた方法かも知れない。
僧侶や神宮などの同席がエチケット
司式の僧侶や神官などには、通夜ぶるまいに同席願うのがエチケットだ。同席してもらえない場合や、通夜ぶるまいのメニューが精進料理でないときは、「お膳料」を「お車代」とは別に現金で包む。そのとき「お食事を用意すべきところを失礼ではございますが、…」などと、ひと言お詫びの言葉を述べる。